WHO!?の世界 (1997年の放送直前に書かれたものです)
- 東京は下町の向島に大福屋という一軒の和菓子屋がある。その名も大福家一家8人が住むこの和菓子屋を下町ならではの気っ風のいいおかみさん、美乃(木の実ナナ)が一人で切り盛りしていた。
- 大福屋の名物はその名の通り豆大福。今日も二代目の吉造(石橋正次)の厳しいまなざしを受けて長男の吉夫(正木蒼二)が修行に励んでいる。
- もっとも吉夫の本業は商社マン。そんな息子を心の底から誇りに思う美乃と、秘かに自分の後を継いでほしいと思っている吉造のはざまで吉夫は自分の行く末について誰にも言えない悩みを抱えていた。
- 大福家には吉夫の他にも3人の子供たちと引退した先代の爺ちゃんと婆ちゃんがいる。長女の吉乃(杉本 彩)は自称28歳。吉造いわく美乃の色気の部分を一人で持っていったほどの美貌の持ち主だがなぜか縁遠い。
- 次女の吉美(渋谷琴乃)は共学の4年生の大学の4年生。就職氷河期の中で、今日も就職活動に余念がない。
- 次男の吉郎(いしいすぐる)は小学4年生。一人だけ年の離れた兄弟なのでみんなに子供扱いされるのが何より気に入らない。そうでなくても友だちたちは一人っ子が多く、自分の部屋ももてない大家族にちょっと不満を持っている。
- 爺ちゃんの吉兵衛(奥村公延)は少々ぼけ気味、大福家の味をつくった初代も、今は完全に吉造に譲って、今は日永一日縁側で大福とお茶を片手に悠々自適の日々。
- それに引き替え婆ちゃんのカツ(銀 粉 蝶)は元気いっぱい。趣味はパチンコとゲートボール。爺ちゃんの分も遊び回っている。
- こんな大福家にある日一人の女子高生がやってくるところからこのドラマははじまる。東山風子(星野真理)。将来の夢は?と聞かれると、迷わず「お嫁さん」と答えるこの18歳が大福屋にどんな旋風を巻き起こすか、乞うご期待。
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